昨日、岡山の深山公園(写真)というところに森林浴に行ってきました!
すごく気持ちのよい暖かい日で、心も体もリフレッシュな感じです。
パターゴルフをして散歩して、やっぱり体を動かすととても気分爽快になりますね。
僕は「太陽」という言葉が好きです。
何かを感じて気持ちが動く時、人はその何かを「したい」とまず思います。
でもそれだけでは、内側で自分が抱いているだけの気持ちになってしまいます。
そこから一歩踏み出して、それを「しよう!」と外向きの気持ちにエネルギーを持っていくことが必要です。
閉じこもった暗い内側の気持ちから、明るい外側へ向かう気持ちへ。
それを僕は「したい」から「しよう」という言葉から『タイヨウ(太陽)の気持ち』と呼んでいます。
話は少し変わって、日光は科学的に「セロトニン」の合成に関係しています。
セロトニンとは、精神活動に大きな影響を及ぼす物質で、脳内でセロトニン合成が不足すると、付不眠症や冷え性、偏頭痛、うつ病、更年期障害、月経前症候群など、色々な病気が起こることが指摘されています。
このセロトニンと日光は、深い関わりがあります。
一般的に、「セロトニン合成を促すには、朝日光を浴びると良い」と言われています。
ただ、これは厳密には少し定義が異なります。
セロトニン(5-HT)は、トリプトファンから作られますが、その合成作業は「光刺激」によって活性化されるのです。
体が日光を浴びて合成が開始されるのではなく、目から光が入ることによる光刺激に反応して合成が開始されます。
そのため、目を閉じたままで日光を体に浴びてもセロトニンが作られ始めるのではないのです。
セロトニンは食品からのトリプトファンを利用して作られるので、日光だけを浴びても体内合成が進むわけでもありません。
朝起きて脳が目覚め、その後、目(視覚)から認知された光刺激をきっかけとしてトリプトファンからセロトニンへの合成が促進されます。
そしてこの作業は起きてから眠るまで一定して続けられます。
セロトニンから合成される物質にメラトニンがあります。
メラトニンは心拍、血圧、体温を低下させ、睡眠に体を適合させる役割を持っています。
朝メラトニン合成がきちんと抑制されるためには、日光を視覚から吸収してセロトニン合成を促進させる必要があるのです。
朝、日光の視覚からの刺激が不十分だと、体の不調の原因となるので注意が必要ですね。
心にいつも「タイヨウの気持ち」を持って、さらに朝、しっかりと日光を目から感じることで、心も体も元気に活動していきましょう!