最近、自分で心掛けていることがあります。
それは、「エレベーターは閉まるボタンを押さない」「エスカレーターは歩かない」です。
ちょっと前までは、「早く閉まれよ」「歩いた方が早いし」と思っていました。
でも、ふと思ったんです。
「この時間には意図があるんじゃないかな」
作り手の意図を尊重したい
例えばエレベーターは、およそ4秒で自動的に閉まります。
この4秒という数字、きっと何回も何回も検証して定められた数字です。
急いで乗ってくる人が挟まれたりせず、乗っている人もきちんと周りを確認できる時間。
エスカレーターも、あのスピードで昇るのには意図があります。
毎分30m。
きっとお年寄りから子どもまで、誰もが安心して乗ることができるスピード。
エスカレーターにはその他にも普段は気にもしていない工夫が至る所に施されています。
全てのことにはきっと意味があります。
今、こうしてブログを書いている僕の頭の上で廻っているエアコンのファンも、このスピードに至るまでには、風の拡散や角度、風量に至るまで様々な検証を経て辿り着いたものだと思います。
だから、その意図を汲んで時間の流れに身を任せるのも大切なことですよね。
気持ちが焦ると大きな事故に繋がりかねません。
それに、ゆっくり進むことで普段は見えない人の顔や記号を目にすることができます。
毎日とは言いません。
たまには「時間の意図」について思いを巡らせてみてはどうでしょうか。
カップラーメンが日本で「3分」なのにも意図があるんですよ!
だって、タイでは「1分」で出来上がりますからね(笑)