今日、コーヒーミルを買いました。
これまではお店で挽いてもらって、それを家で冷凍庫にストックして、使う時に出してというのを繰り返していました。
今回も同じように豆を買ったつもりでしたが、開けてみると豆のままの状態だったんです。
そこで、思い切って「ミル」を買って、自分で挽くことにしました。
「挽きたてのコーヒーは抜群に美味い!」
それを前々から知ってはいたのですが、なかなか面倒くさいのもあって実践できてなかったんです。
でも、ミルを買って帰り、実際にゴリゴリと豆を挽き、挽きたての粉末を使ってコーヒーを湧かしてみました。
「美味い!!」
本当にこの一言に尽きます。
なんで今までやっていなかったのか、もったいなくて人生を損した気分です。
でも、なんでこんなにも味や香りが違うのでしょうか?
それにはやっぱり理由があります。
[コーヒーも生鮮食品]
コーヒーは豆の状態だと豆の内部まで湿気が入ってこないため、ある程度の鮮度が保たれます。
もちろん、豆の保存状態や収穫時期にまで気を付けると、さらに鮮度はアップします。
もし、お店で挽いてもらって粉の状態で保存していると、表面積が増えるため粉はどんどん酸化してしまいます。
「コーヒーの酸化」というのは、 簡単に言うと空気に触れることでコーヒー成分の品質が劣化してしまうことです。
そのため香りが無くなって、酸っぱくなってしまいます。
挽きたてのコーヒーが美味しいのは、酸化してしまう前に使用できるので、香りが豊かで豆本来の味が保たれているからなのです。
せっかく自称コーヒー通がこだわって豆を選んでも、保存方法や挽き方が通じゃなければ本当の味を体験していないことになりますよね。
自分も実際に実践してみて、「あー、このことだったんだな」って納得しました。
やっぱり食品は「鮮度」が一番!
それに自分の手をかけてひと手間加えることで、味も満足感もアップ。
明日の朝から少し「コーヒー豆挽きタイム」を取り入れるとします。